もくじ
ステータス
初回クリア:35〜40時間(やりこみをしない場合)
トロフィー:コンプリート済み
コンプリート時間:500時間(放置含み・2回目)
概要
ストーリー
2015年現在、シリーズでは1番初めの時代軸にあたる今作は、シリーズで度々登場する「未開惑星保護条約」という条約が出来るまでの物語が描かれる。
シリーズの最初にあたる物語ではあるが、世界が同じで時代は別という形式をとっているため特に過去作をプレイしなくてもストーリーが分かるように制作されている。
過去作をプレイしていれば分かる小ネタなどはあるため、シリーズプレイをした人にはニヤリと出来る要素もある。
過去作では2〜3個の惑星が舞台だったが、今作では複数の惑星を渡り歩ける。
システム
シンボルエンカウント方式で戦闘が始まる。
フィールドの中を自由に走り回りながら、攻撃や必殺技を繰り出し相手を攻撃する形式。
1・2に近いシステムでスターオーシャン3にあるような3すくみ(大攻撃・少攻撃・ガード)という概念は無く、ステップや後述のサイトアウトで攻撃を回避しながら敵にダメージを与えていく。
シリーズ初で敵の後ろに周り込み、背後から攻撃することができる「サイトアウト」。
ゲージをためて発動するとキャラクターが強化される「ラッシュモード」。
ゲージを一気に使用して相手を問答無用で攻撃出来る「ラッシュコンボ」。
シリーズおなじみの「近距離・遠距離で変化する必殺技」。
などが戦闘のメインの行動である。
スターオーシャンシリーズでおなじみであるアイテムを作成したり強化が出来る「アイテムクリエイション」も健在。
レシピを作成・入手し、素材を使って未知のアイテムを作成することが出来る。
ストーリーが進むと、アイテムに付与されている効果(ファクター)を装飾品に合成することが出来るため、戦略の幅が広がる。
キャラクターをいろいろな方法で強化出来るのがこのシステムの魅力である。
操作の快適さ
キャラクターをフィールドで操作するときに多少もたつきがある。
方向キーを押してから動き始めるのに少し時間があるので、ものを調べる・宝箱を開けるときなど細かい操作をするときに上手く対象物にフォーカス出来なくてイライラすることもある。
ゲームスタート画面では、セーブデータがあるにもかかわらず初期カーソルが「NEW GAME」にあたっていたりと細かいところへの配慮が少なく感じられる場面が多かった。
やりこみをする際には小さな蓄積でストレスが溜まる人もいるかもしれない。
戦闘の操作は快適なのにこれらのことは残念に感じられた。
総評
シリーズファンの私的に
PS3版は70点。
Xbox360版は65点。
この時代のJRPGとしてはグラフィックはかなり綺麗だったが、キャラクターのモデリングがリアルとアニメの狭間に位置しており、人形のようになっているのと、モーションが相まってリアルなキャラクターが人形劇をしている感じに受けてしまう。
この面で評価が低くとられていたようだ。
シリーズファンの私もそこについてプレイ中つねに不自然さは感じていたので、ファン補正でもちょっとキツめのストーリー進行だったことは言うまでもない。
ただ、個人的には未開惑星保護条約というシリーズでおなじみの条約について1作丸々使って説明してくれたことは評価。
だが、未プレイの人にとっては。。。
- ディスクチェンジがなくなる
- 戦闘中の操作が快適になる
- ゲームバランスの調整
- インターナショナル版なので、海外音声への変更や海外版のウインドウタイプなどへ設定ができる
などなどXbox360版より快適・追加になった部分があるがストーリー・使用キャラクター・ダンジョンなどの追加要素は皆無だったため、どちらかのソフトを購入すれば十分だと思う。
Xbox360版は上記の面で難があるので、PS3を持っている人はPS3版の購入をオススメします。
トロフィーコンプリートを目指す実況動画やってます。
シリーズ4作目SO4についてのレビュー