もくじ
すべてのおたくに捧げる。怪しい不動産屋さんにお部屋探しを手伝ってもらったはなし
私事ですが、現在の職場で東京に転勤が決まり、大都会のことを知らない田舎者が引っ越すことになりました。
そんななにも知らない当時の私の疑問ですが
- 東京に住むのってお金はどのくらいかかるの?
- 東京の移動手段って基本は電車ですよね?つまり、どの路線に住めば良いの?
- 東京でゲーム実況する人ってどんな環境の物件を借りれば良いの?田舎だと周りが田んぼと山ばっかりだからいくら騒いでても怒られないけど?(そんなことはない)
田舎者は東京のことって結構わからないんです。
そんな田舎者の底辺実況者が怪しい不動産屋さんを利用した備忘録です。
怪しい不動産屋さんに問い合わせ
「周りに迷惑をかけずに自宅でゲーム実況 or 生配信ができるか否か?」
です。
そんなときにTwitterで何やら不動産屋の裏事情を暴露している怪しいマンガが流れてきたので興味を持ちました。
なになに?
- おたくは家を借りるときぼったくられている?
- 速度が速いネットの回線を紹介できる?
- 夜中に通話しながらゲームをしても、壁ドンされない部屋がいいという、謳い文句
…これは…興味ありますね。
というわけで、
オタクがおとくに物件を探せる不動産屋さん
「おたくのやどかり」
を利用してみようと思いました。
来店は「完全予約制」みたいです。
また、問い合わせはLINEと電話で承っているようです。
Twitterをフォローすると手数料が50%割引になるようです。(2019/4/1現在)
こちらですが、請求時に本当に割引されていました。
財布にも優しいおたやどさん(勝手にそう呼ぶことにした)ありがとう…
底辺実況者の私はコミュ障・陰キャの属性を持っていてお店に電話をするのが怖いので、今回は「LINE」を選択しました。
(´-`).。oO(この会社はそういうオタクの性質をよくわかっているのかもしれない)
LINEだとお互いに気づいたときに連絡ができるのと、やり取りの記録も残るので、
契約が終わってみるとLINEを選んで正解だと思います。
担当者さんですが、LINEで丁寧に対応してくれました。
来店予約と住みたい物件の条件提示をして最初のやりとりは終了。
予約当日、いなかっぺの底辺実況者は大都会・新宿に向かいました。
「おたやど」の外観
いなかっぺの私は大都会の建物が入り組んでいて1回別の会社へ入ってしまいました。
入り口にはちゃんと目印となる会社の表札があるので、ちゃんと確認してからビルに入りましょう。
世間知らずな田舎者の底辺実況者が伝えた条件
- 3月引越し予定(2月に問い合わせ。3月は引っ越しシーズンで超繁忙期)
- 引越しまで期間がないので即入居を希望
- 家賃は8万前後を希望
- どこの路線かなんてよくわからないから、山手線沿いがいいなぁ
- 現在住んでいる同じくらいの1LDKは欲しい
- ゲーム実況と生配信をたまにするのでネット回線は速い物件
- 収録や生配信で自分が出す音が気になるから、鉄筋コンクリートでそこそこ防音性がある部屋を希望
このめちゃめちゃいそがしい時期に何を無茶な条件を…
と自分でもわかっていたんですが
担当者のIさんは「がんばりますね〜」といいながら物件探しを快く引き受けてくれました。
かっぺ x おたく x プロ根性
Iさん
「実況をするって聞いたんですが、なんの実況するんですか?」
ダンボル
「スターオーシャンっすね〜、好きなんですよ〜。」
Iさん
「あー、スターオーシャンっすか!?知ってますよ!
でもこの会社来たお客さんでスターオーシャンやってるお客さんは見たことないっすね〜。」
ダンボル
「ですよね〜、ちょっとマニアックですもんね〜。」
(決してスターオーシャンをディスっているわけではない。むしろ好きだよ。ずっと好き。頑張れスターオーシャンアナムネシス!!トライエースと運営のこと、宇宙で一番信じてる!)
Iさん
「でも、好きなゲーム実況するっていいっすよね〜、やらされてる感がなくて。」
ダンボル
(´-`).。oO(ん〜、話がわかる店員さんだなぁ)
担当者Iさん
「お、いい物件!あ…ネット回線がダメっすね…」
ただ、超繁忙期という時期が悪く、また、条件の厳しさから
1時間ちょいくらいは物件を探していたと思います。
担当のIさんは苦戦をしながら
「ダンボルさんに合うパッキパキの物件見つけるんで!」
と言いながらめげずに物件を探してくれました。
(「パッキパキ」はおたやどさんの社内で流行っている言葉で、「ものすごい良い」という意味の言葉らしいです)
なかなか条件にあう物件が見つからないなか、担当者のIさんと場所・金額・部屋の大きさなど妥協できる条件などを話し合いながら数件物件を発見してくれました。
内見 x トラブル x プロ根性
ちゃんと物件の立ち会いも一緒にしていただき、内見時には
配信者がいちばん気をつけたほうがよいポイントである
「駅(電車)からの距離」(電車音での生配信時の身バレと騒音への配慮)
なども気を使っていだだきました。
そして、物件を無事に契約へ。
…となればパーフェクトだったんですが。
その物件の大家さんは自分たちで審査もしている方で、
自分の後に内見をする他のお客さんと比較をして自分で入居者を決めるタイプの物件でした。
ダンボル・Iさん
「それは先に言ってくれよ…」
ダンボル
「自分、社会的信用ないから落ちるっすねこれは」
翌日には田舎に戻らなければならず時間もない。
どうするかと打ちひしがれた2人でしたが。
担当者Iさん
「もう一度、他の物件や手段を探しましょう!絶対パッキパキの物件を提供しますんで!」
とものすごく忙しい時期にまだまだ戦う意思を見せてくれました。
自分、パッキパキなプロ根性を感じたっす。
そんなこんなで、その後、無事物件を決めることができました。
超底辺実況者・平田社長と遭遇する
ホームページやマンガで見ている方だったので、訪れる前は会えたらいいな〜くらいの気持ちでいたんですが実際に会えるとは思いませんでした。
担当のIさんから
「社長、いま頭レインボーっすけど笑」
「こちらうちの社長です。こちら実況をしているらしいダンボルさんです。」
と紹介され挨拶を少々。
ダンボル
「ども、実況配信をしているダンボルと申します〜」
平田社長
「あ、ども。有名な方ですか?」
ダンボル
「戦闘力(ツイッターのフォロワー数)600くらいです」
平田社長
「ざっこwwww」
ダンボル
「ガチガチの底辺実況者なんで!フヒヒwww」
こんな話が急にできるくらい、ものすごく気さくで話しやすい方でしたよ!
たまに、あのやしろあずきさんも来ているらしいですよ!
田舎者のイチ実況者さん(田舎者じゃなくても)。東京へ引っ越すときに参考にしてください。
契約までのLINEでのやりとりでは相変わらず丁寧な対応をしていただき、安心して手続きまで運ぶことができました。
下記はこんなん結構当たり前の条件じゃん…と思いますが今回思ったことをメモしておきます。
避けられるのなら3月に引っ越しは避けよう
- 引っ越しシーズンで、そもそも良い物件(間取り・金額・希望の駅)はない可能性が高い
- 引越し業者が見つからない。結局荷物は自分でレンタカーを借りて運んだけど、引っ越しに使えるレンタカーもなかなか見つからない
- 引っ越しの期間に余裕がなくなる。ちゃんと新生活に間に合うような引っ越しのスケジューリングができるか不明瞭である
と、なかなか全体的に見てうまく進まない場面が多々ありました。
自分の計画性のなさで引き起こったこともありますが、物件については平等に早いもの勝ちなので、もし、自分の意思で時期を避けられるのならそうしましょう。
東京に住むなら最低限調査できることはしておこう
おたやどさんとの最初のやり取り時に聞かれたため、希望の駅やエリアを伝えました。
事前に友達から聞いていた良さげな駅を伝えましたが、正直なところその時は全然路線は絞れていなかったです。
まったくよくわからん土地だとしても、東京であれば特にですがたくさんネットに記事や情報が溢れているので、
スムーズな決定をするためにも事前調査をしておいたほうが良いです。
物件探しのときには絶対プロにお願いしたほうがいいです
最終的には払える家賃と自分の重きを置く要素とのバランスになるので優先度を決めておいたほうが良いです。
- 「住みやすさ」とか「どんな街が希望」か?
- 通勤の時間はどのくらいまで耐えられるか?
- そもそも自分の払える家賃はいくらか?
- 知り合いが近くにいるからこの駅近辺にしたい。
- ゲーム実況をしたい。コスプレの衣装をたくさんしまえる収納が欲しい。
これらの相談ができるのは物件紹介のプロである不動産屋さんで
特におたくにやさしいということであれば
ネット回線や音などの事情も配慮してくれるおたくのやどかりさんはぴったりな不動産屋さんだと思います。
(オタク話が分かる方がいるっていうのも大きな要素かもしれないですね)
と、怪しい不動産屋さんを今回利用した感想でございます。
おたくのやどかりさん(担当者のIさん)。
いろんなわがままを聞いていただき、また、物件探しのお手伝いありがとうございました!!
(´-`).。oO(お客さんといえど、ご利用の際には迷惑をかけないようにしましょう)
最後に。契約したらやしろあずきさんの色紙ももらえたよ。
すべてのおたくに捧げる。怪しい不動産屋さんにお部屋探しを手伝ってもらったはなし